起業のため卒業したOBが語る”サムライトの魅力”


「従業員の履歴書を豊かにする」
「人を彩る」

サムライトはこれまで、明確な理念のもと、社員ひとりひとりに向き合い、成長を続けてきました。なかには、サムライトを飛び出し、新たな舞台に活躍の場を広げている人もいます。

今回インタビューしたHeaR株式会社 代表取締役社長の大上 諒さんも、サムライトを飛び出し新たな舞台で活躍を続けるひとりです。

今回のインタビューでは、さまざまな企業でのインターンを経験し、ほとんどのインターン先で「優秀賞」に輝くとともに内定十数社を獲得した学生時代。ファーストキャリアとしてサムライトを選択した理由と困難に直面しながらも経験した成長。起業して約3年、あらためて振り返るサムライトの魅力、人生を変えた出会いなど、今だからこそ話せるエピソードをお話いただきました。

「挑戦できる環境で仕事がしたい」
「熱量のあるチームで働きたい!」

そんな思いを持つ方にとってヒントになる話もたくさん登場するインタビューの模様を、さっそくご覧ください!

▼プロフィール
大上 諒(おおうえ・りょう)
慶應義塾大学卒業後、2016年4月サムライトに入社。
サムライトでは、​​30社以上の顧客企業のメディア運営に携わったのち、新規事業の責任者として複数の事業立ち上げに従事。2018年7月にサムライトを退職し、同年8月にシニアル株式会社を設立。2019年7月に「HeaR株式会社」に社名変更。以降、「青春の大人を増やす」をミッションに複数のHRサービスを展開中。
HeaR株式会社:https://hear.co.jp/

 

十数社の内定を経て出会った、自分が求める環境“サムライト”

──まず、就職活動の話からお伺いします。就職活動ではどんな軸を持って活動していましたか?

大上:軸としていたことは、3つあります。

1つ目は、人数です。当時の僕は知識が乏しく、「スタートアップ=人数が少ない」という固定概念を持っていました(笑)。ですので比較的人数が少なく、小回りのきく30名前後という人数を基準に企業を探していました。

2つ目は、伸びている業界であること。

3つ目は、スーツを着なくていいということですね。この3つを軸に企業を探していました。

──十数社から内定を得たそうですが、最終的にサムライトを選んだ理由は何だったのでしょうか?

大上:最初に内定を決めていた会社はサムライトではない、別の企業でした。志望した理由は、「上場を予定している企業」だったからです。将来、起業を目指していた僕としては、「このタイミングで上場の前後を経験できるのはとても面白そうだ」と感じていました。

しかし、その会社でインターン生として働くなかで、「上場前」ということもあり、人数も増えてきて、自分の意見が通りづらくなってきていると学生ながらに感じていました。今後を考えると、もっと成長できる環境で働く必要があるのではないかと思い、その会社には大変申し訳なかったのですが、入社の2ヶ月前にお断りしました。

──2ヶ月前…そこからあらためて就職活動をしたのですか?

大上:はい。就職活動再スタートです。その頃、本屋で「未来をつくるすごいベンチャー100」という本を見つけました。僕は「この本に書いてある企業の中から入社先を選ぶ!」と決心し、2ヶ月後の入社を許可してくれる企業を探して片っ端から電話しました。

そこで最初に電話を取ってくれたのがサムライトだったんです。当時のサムライトの社員数は約30人。「コンテンツマーケティング」「オウンドメディア」という言葉が広まってきた時期でもあり、今後の市場の伸びも予測できました。

選考で2日間、実際の業務を行うプログラムに参加し「ここで会社も自分も成長したい。そのためには多少の負荷がかかることもいとわない」と思える環境でした。もうひとつ加えるとすれば、面接の時に流れていたBGMがカッコよかったことも入社の決め手になりました(笑)

挑戦の連続だった新卒1年目、新規事業開発での厳しい経験

──サムライトに入社してから、どんな業務に携わっていたのですか?

大上:まず、「オウンドメディア事業部」に配属になり、オウンドメディアの営業・ディレクター業務に携わっていました。そして1年目の最後の3ヶ月で新規事業の立ち上げをスタートさせ、その後は新規事業開発をメインに携わりました。

──新卒1年目から、サムライトの主力として活躍されていたんですね…!どんな事業の立ち上げに携わっていたのですか?

大上:動画事業の立ち上げです。代表の池戸さんからの最初の指令は「動画事業に需要があるか確認してきてほしい」というものでした。

僕は元気よく「分かりました。売ってきます!」と返事したのですが、「作るのも君だよ」と言われて。動画制作の経験がほとんどなかったなかでの依頼だったので、かなり大変でした。それから、動画制作を勉強して、撮影して、営業をして・・・と、一気通貫で進めながら何とか受注することができました。

そして、やっとの思いで納品まで進めたのですが、そのタイミングでお客様に、「あれ?これ、僕でも作れますよ?」という言葉をいただいて。

正直、この一言はめちゃくちゃ悔しくて、泣きました。

「チャレンジに成長あり、チャレンジに失敗なし」新規事業開発に没頭した日々

──それはかなり悔しいですね・・・。新規事業開発の経験を経て、どのようなスキルが身につきましたか?

大上:1つ目は、自分に足りない部分を0→1で吸収して実践と改善を繰り返し、形にしていく力です。すなわち「ラーニングする力・アンラーニングする力」ですね。このスキルは起業した今でもとても役に立っています。

2つ目はマインド面ですが「できるまでやる」「絶対に0→1で立ち上げる」といった気概の部分です。

──困難を乗り越える力も磨かれましたか?

そこは僕自身というよりは、池戸さんの力が大きかったと思います。成長企業の代表として多くの業務を進める必要がある多忙なスケジュールのなかでも、作った動画のチェックをよくしてくれました。「大上動画研究室」という、動画に関することを何でも質問できる会を作ってくださり、池戸さんをはじめ、先輩方がそこでフィードバックをしてくれたりして。

そのおかげもあり僕自身も一気に業務を進めることができました。いまあらためて考えると、サムライトの「チャレンジに成長あり・チャレンジに失敗なし」というクレド、「挑戦できる環境」がまさに体現されていたと感じます。

新卒1年目の僕に対し、ちゃんと挑戦する場を与えてくれて、かつ最後まで先輩方がフォローしてくれる。そのおかげで僕は困難を乗り越えることができたんだと思います。

「池戸さんを漢にしたい」サムライトを彩るもう一つの魅力

──サムライトらしいエピソードですね。ところで、大上さんから見た「池戸社長」はどんな存在でしょうか?

大上:今もですが池戸さんを「漢にしたい」とずっと思っています。

リーダーをざっくり分類するとすれば、「この人を喜ばせたい・漢にしたい」と周りに感じさせるリーダーと「なんとなく従ってればいいや」と感じさせるリーダーがいると思っています。その視点で考えると、池戸さんは間違いなく前者。リーダーとしての資質がすごく高い方なんだと思います。一方で、どこか抜けている一面もあるんですけどね(笑)。

なので、僕にとっての池戸さんは、「僕たちのがんばりを一歩・二歩後ろで見てくれていて、温かく包んでくれる魅力的なリーダー」。そんなリーダーがいるサムライトで働けている方は、とても贅沢な経験をしていると思いますよ!

──確かに、自分が「喜ばせたい」「応援したい」と思えるリーダーのもとで働けることはとても貴重な経験ですよね!起業した今も、池戸さんとはコミュニケーションを取っているのですか?

大上:もちろん取っています!

現在は月一で1on1を行い、事業面でのアドバイスを頂いています。実際に池戸さんがしてきた経験を踏まえてお話しいただくので、とても参考になるんです。

また、僕たちの最初の顧客となる意思決定をしてくれたことにも感謝しています。これは完全に池戸さんの人柄だと思うのですが、卒業・退職してもなお、アドバイスをくれたり、気にかけてくれる。そういった人間性の部分も本当に魅力的ですね。

──最後に、これから就職を控える学生に向けてあらためて“サムライトの魅力”について教えていただけますか?

大上:はい。サムライトの魅力は間違いなく「挑戦できる環境」と代表の「池戸 聡」という男ですね。学生の皆さんはまず、池戸さんに会ってみてほしい。それに尽きると思います。人生変わるので!

──まずは「池戸さんに会え!」ですね。大上さんの学生時代から現在までの熱いお話も聞けてうれしかったです。今回は貴重な時間をいただき本当にありがとうございました!

あなたの“挑戦したい”に応える会社

サムライトで活躍した後、会社を起業し活躍の場を広げている大上さんが、サムライト時代の経験を生き生きと話す様子が印象的でした。

大上さんが経験したとおりサムライトは個人の「Will」を尊重し、ひとりひとりのキャリアに寄り添いながら、会社とメンバーが一緒に挑戦を重ね、成長していくことをめざしています。

まずは、あなたの思い描くキャリアを私たちに聞かせてください。

募集職種一覧