せっかくの社長インタビュー。私は、NewsPicksに載っているような、金言がバンバン飛び交う、熱くて、カッコよくて、シブい感じの記事に仕上げてやるぞ!と入社以来MAXのテンションで張り切っていました。
にも関わらず……
インタビューが終わるとなぜか、こんな採用キャンペーンをやることに……
変人採用?!?!NewsPicks……シブい感じ……
松本志保(まつもと・しほ)
サムライト株式会社に勤める編集者。社会人歴2年目。
今回は、「変人採用」が生まれるきっかけとなった、サムライトの創業者である柴田泰成(しばた やすなり)と現代表の池戸聡(いけど さとる)へのインタビューの内容をご紹介します。
当初想定していた記事とはやや異なりますが、ご覧ください。
求めるのは、ルールを余裕でぶっ壊せる人
──本日はよろしくお願いします!1問目からド直球な質問で失礼します。
「サムライトが求める人材像」について教えてください!お二人が「コイツと一緒に働きたい!」と思うのは、どんな人でしょうか?
柴田泰成(しばた・やすなり)
2006年楽天株式会社に新卒入社し、複数の新規事業立ち上げに携わる。2010年には、社内で開催される新規事業コンテストにて優勝を果たす。2012年に株式会社リクルートに入社後も新規事業の運営に従事。2013年にはインキュベイトファンド主催の「Incubate Camp 5th」で優勝。同年の9月にサムライト株式会社を設立。
「慣例化しただけのルールなんてムダだ」と思いつつも、現状のポジションを失うのが怖かったり、周囲の目を気にしたりして、臭いものにフタをしている人って多いと思うんです。でも、形式だけのルールに縛られていては、スピード感を持って事業を推進することは難しい。
一方で、周囲の感情を忖度せず、時として慣習やルールを破りながら、成果に向かって突き進める人はパワーがあるし、多少のことではくじけない強さがあります。
池戸聡(いけど・さとる)
社長ときどき旅人。新卒で広告代理店に入社し、デジタルマーケティングの最前線で奮闘するも、世界一周したいという想いが抑えきれなくなり、同社を退職。1年半の世界一周の旅より帰国した後、創業メンバーとしてサムライトに参画し、2015年より代表取締役CEO。
現在、サムライトの役員やマネージャーとして活躍しているレイヤーの社員が良い例だと思います。
イエスマンだけの組織ではイノベーションは生まれない
僕はサムライトを「出る杭を伸ばしてあげられる」場所にしたいと思っています。
イエスマンだけの組織ではイノベーションは生まれませんからね。
会社を踏み台にするという気概を持っているか
──ルールを破ったり、周囲の空気に逆らったりすることは、誰もができることではないと思いますが、そういったことができる人たちに見られる共通点は何かありますか?
キャリアや人脈を自ら構築する
自分のキャリアを会社任せにせず、組織に依存していないからこそ、純粋に成果だけを見ることができるんだと思います。
例えば、副業なんかもその例ですよね。副業をしている社員も一定の割合で存在しますが、副業で得た経験を組織に還元する良いサイクルが自ずと作れていると感じています。
だからこそ、サムライトでは創業以来ずっと「会社を踏み台にしても良いからね」というメッセージを発信し続けてきました。
「カワイイは作れる」から「稀少価値は作れる」へ
その時大事になるのは「稀少価値」でしょう。
昔、「カワイイは作れる」というCMがあったように、今は「稀少価値は作れる」という時代だと思います。
華やかなキャリアを捨て世界一周の旅へ
──ちなみに、お二人にはこれまで「ルールを破った」経験がありますか?
経験を買うために、手取りの「9割」を家賃にあてた
例えば、会社員時代、僕は昇給や金銭的なインセンティブに全く惹かれなかった。自分の成長や成果を出すということそのものに価値を感じていました。
あと、「お金を貯める」ということにも興味が持てませんでしたね。
よく「家賃は月の手取りの3分の1がちょうど良い」なんて言われますが、当時僕は経験に投資したいと思っていたので、手取りの9割を家賃にあてることで、「良い家に住む」という経験を自ら買うようにしていました。
池戸さんは何かありますか?
自分で言うのも何ですが、華やかなキャリア街道を歩むという選択肢もありましたが、それを「捨てた」という意味では、ある種、社会のレールから外れた経験をしたのかもしれません。
自分の将来の選択肢に制限を設けるようなことはしたくなかった
成長ドリブンな「変人」に選ばれる会社
お二人の破天荒エピソード面白かったです!(NewsPicksっぽくできそう!イイ感じ!)
最後に、これからサムライトをどんな組織にしたいか、お二人の意見を聞かせてください。
たとえ、「明日会社を辞めても食っていける」というくらい「個」の力が強い人が、より条件の良い他の場所を捨てでもサムライトに居続ける、明確な理由を持っている、という状態を作れていることが理想だと思います。
会社の看板にぶら下がって生きる時代は、もう終わりを迎えるでしょう。だからこそ、これからは社員一人ひとりに自分の「市場価値」を考えながら働いてほしい。
成長意欲を持ち、自分の市場価値を高める。その覚悟を持った人たちが集まる組織を作りたいと思います。
先ほど「サムライトを出る杭を伸ばしてあげられる場所にしたい」と言いましたが、自らの成長のためには、社会のルールからはみ出ることを意に介さない、成長ドリブンな「変人」に選ばれる会社にしたいです。
インタビューを終えて
インタビューを終えて、ほっと一息、
その場を去ろうとした時、背後で柴田と池戸がこんな会話を……
今回偶然出てきた「変人」というキーワード。
それをヒントに、サムライトを創った2人の「変人」は「変人採用」という新しい採用キャンペーンを即決。
私は採用チームにいるわけでもなく、NewsPicksへの憧れを完全に捨て去れた訳ではありませんが……
「変人採用をやろう」という2人の言葉には正直言って胸が高鳴りました!
だから「変人採用」、この私が責任を持って実行します!
変人採用詳細
■応募手順と採用フロー
- 「応募フォーム」にアクセスしてください。フォーム最下部の自由記入欄にご自身の変人エピソードをご記入ください。
- フォームの内容をもとに、社内で書類選考をさせていただきます。
■「変人採用」における「変人」の定義
この採用における「変人」とは、「社会や組織に存在する暗黙のルールや当たり前を疑い、周囲に流されず、自分の頭で考え、動き、時に変化を起こしたり、新しいルールを作っちゃう人」を意味します。
具体例としては、記事の中で挙げられていた池戸と柴田の例が挙げられます。
- 柴田:経験を手に入れるために、お給料の9割を家賃に費やす
- 池戸:旅をしたいという自分の意思のために、華やかなキャリアを捨てるという決断ができる
柴田と池戸がそうであったように、「変人」こそが、新しい未来を作り出せる、と信じているからこそ、サムライトは「変人」が輝ける場所でありたいと思っています。
■注意事項
「変人採用」でご応募頂いても、その他の職種でご応募頂いても、選考基準や合否基準は同じです。
「変人採用」で応募した方が内定獲得に有利ということはありませんので、ご自身に適した採用枠でご応募ください。