成長の跡は、意識や考え方に現れる。ベンチャー新卒2年目のリアル


ベンチャーやスタートアップには、「成長できる企業」というイメージがつきものです。

多くの大手企業と決定的に異なる点として、ベンチャーやスタートアップでは新卒であってもすぐに戦力として会社に貢献することが求められます。そして、その環境に適応することで大きく成長を遂げる人は少なくありません。

しかし具体的に「何が」あるいは「どこが」成長するのでしょうか?

創立8年目を迎えるサムライト、新卒で入社し2年目を迎えたメンバーに、そんな素朴な疑問をぶつけてみました。

▼プロフィール
金澤善空(かねざわ・よしたか)
大学在学中から、編集・ライターを志し、某メディアにインターンとして参加。インタビューや取材からコラムまで多くの記事を執筆。価値ある情報をより広く届けたいという思いからサムライトに入社。以降、持ち前の好奇心と冷静な分析力でtoB~toC、業界・業種に限らず、様々なメディアのコンテンツ制作からプランニングまで担当。桃をこよなく愛し、桃に愛された男。桃食べたい。

 

▼プロフィール
野沢知哉(のざわ・ともや)
サムライトに新卒入社して2年目。現在はインフルエンサー領域のディレクションを担当。
最近の趣味は企画で協力してもらえたら面白そうなインフルエンサーを探すこと。日々様々なインフルエンサーと協力しながら活動中。

 

▼プロフィール
門部駿也(かどべ・しゅんや)
1浪1留で大学を卒業した後、インターンとして働いていたサムライトに入社。オウンドメディアを中心に、制作からディレクションまで幅広く担当している。顔は見せたくない派。

2年目になり、業務の幅は大きく広がった

ーー最初に現在の業務内容を教えてください。

金澤
コンテンツマーケティングの支援サービスを提供するメディアマーケティングDiv.に所属しています。主な業務は、オウンドメディアの記事制作やディレクションです。ただし案件によってはLP(ランディングページ)やホワイトペーパー、メールマガジンの作成、分析・レポーティングまで担当することがあり、メディア運用における業務を幅広く担当しています。
門部
金澤君と同じメディアマーケティングDiv.に所属しています。業務内容もほとんど同じです。
野沢
僕は2人とは違っていて、Web広告商品を主管しているメディアソリューションDiv.で、インフルエンサーのディレクションや、レポーティング業務を担当しています。

ーー入社以降、業務内容に変化はありましたか? 特に「2年目」になってから変わった部分はありますか?

金澤

入社した当時は今と組織が異なっていて、オウンドメディア支援を主とするオウンドメディア局という部署で、編集者という役割からスタートしました。オウンドメディアの企画構成から記事執筆、クライアントに対するディレクションやレポーティングが主な業務だったので、現在と大きく変わったかと言われれば、そうではないんです。

変わったところとしては、SNS運用にも携わるようになったこと。初期戦略からクリエイティブ作成、運用、ディレクションまで運用業務全般に関わっています。

門部
僕もスタート時はオウンドメディア局でした。今の部署になっても業務内容はそんなに変わりませんが、売り上げや進捗の管理も任されるようになり、お客様とのやりとりの回数が増えました。
野沢
僕はSNSマーケティングを支援するソーシャルメディア局から始まり、営業チームにいました。今年度の組織変更のタイミングで現在の部署に異動し、インフルエンサーマーケティングの商品担当になりました。

成長するキッカケとなった経営合宿

ーー入社時から成長したと思うところはどこですか?

金澤

編集者としての「幅」が広がったと思います。オウンドメディアだけでなくソーシャルメディアにも携わったり。オウンドメディアでも記事を作るだけではなく、LPやホワイトペーパーを作ったりと、メディアやコンテンツを限定しない業務内容に成長を感じています。

メンタル部分では、時間がないとか、作業量が多いとか、以前は目の前の業務に対するネガティブな感情が大きかったです。でも2年目になり「チームで動く」ことが意識できるようになってきて、目の前の小さな不満は気にならないというか、自分で人を動かして効率化していけばいい、そんな風に捉えられるようになってきました。一人で創出できる価値には限界があり、忙しいとどうしても立ち止まって抱え込んでしまう。チームで動けていなかった1年目と比べると、視野が広がり「人を動かす」「メンバーのために働く」ことが自分のモチベーションになっています。

ーー成長するきっかけは何かあったんですか?

金澤
そうですね、サムライトでは業績の振り返りや組織の課題解決を議論する1泊2日の経営合宿が半期に一度あります。そこに参加したことが意識の変化に繋がりました。
門部
経営合宿には若手メンバーも参加できるのですが、1日目の終わりに、「若手メンバーの宿題パート」があるんですよ。組織に関する課題を自分たちで見つけて、マネージャー以上の経営メンバーと一緒にディスカッションします。会社全体の課題について考えられるので、組織に対しての見方が変わってくるんですよね。1年目のメンバーでも、手をあげれば会社の重要な会議に参加できるのは、サムライトの良いカルチャーだと思います。

ーー野沢さんは2人とは別の仕事に携わっていますが、成長したと感じる部分はありますか?

野沢

僕は提案書を自分で作れるようになっていくなかで、「これはできません」みたいな考え方をしなくなりましたね。「できません」っていう前に試してやってみる、それで慣れてくるのもある、ということが分かるようになってきました。

会社のカルチャーとして、なんでもまずは自分で調べてやってみよう、というところがあるんですよ。教えてくれないわけではなくて、上司や先輩に相談するにしても、自分の意見とセットで「こう思うんですけどどうですか?」って持っていかなきゃいけない、みたいな。

門部
そうそう、だからサムライトでは「こうやってみました」「こういう案件に参加してみたいです」って能動的に動ける人の方が活躍しやすいと思います。

ーー成長していくなかで、大変だったことや苦労したことはありますか?

野沢

インフルエンサーを担当していると、社内社外含め1案件で10人以上の人とやり取りすることがあって、その全部に対応しないといけないんです。そこのコントロールが難しかったり、突発的なトラブルが起こって大変、みたいなケースはあります。

トラブルがあった際はリカバリーするのが大変で、1年目だったら「もうだめだ」ってなっていたんですけど、最近はクライアントとどうコミュニケーションを取りリカバリーするか、きちんと考えられるようになってきました。

金澤

1年目「もうだめだ」ってなるのは分かるなあ(笑)。やっぱり最初はわからないことが多くて辛いんですよ。僕は初めてホワイトペーパー制作を担当したときが大変でした。クライアントと、言った・言ってないみたいな話になってしまって、求められていたクオリティを出せなかったんですよね。

以前、親会社から来られていた役員の方に「仕事上で失敗する原因の8割はコミュニケーション不足」って言われたことがあって、その通りだなと。なので、文章で記録を残しつつ、できないことはできない、分からないことは社内の他のメンバーの力を借りる、ということは意識するようになりました。

ーーやりがいを感じるのはどんな時ですか?

門部
なんだろう…褒められた時かな(笑)。
野沢
僕はスケジュールなどがずれ込んでも、調整しながらやりきった時。達成感が違いますね。
金澤
自分から提案したり何かをしたいって手をあげたら、未経験の領域でもチャレンジさせてくれるのはありがたいです。幅広い業務にチャレンジできるので、そこがやりがいになっています。

やりたいことはサムライトで見つければいい

ーー先輩になって意識していることはありますか?

門部
自分を良いようにばかり見せないで、ダメな部分も見せることは意識しています。見栄を張らないとか先輩面しないとか、意見をお互い言いやすい環境を作ろうと心がけています。

ーー今後のキャリアについて、どう考えていますか?

野沢
今を頑張ること、ですかね。まだそれくらいしか考えていないですね。
金澤
サムライトの創業者、柴田さんから「やりたいことが決まってる人の方が世の中圧倒的に少ない。サムライトで多くのことにチャレンジして、やりたいことを見つけてもらえたら」と言われたことが常に心に残っています。なので、無理に今後のキャリアを決めつける必要はない。サムライトでやりたいことを多くの選択肢から見つけたいなと思っています。ひょっとしたら毎年変化するかもしれませんけど(笑)。

ーーこれから入ってくる後輩達へ、メッセージをお願いします!

門部
少しでもサムライトが気になる人は、インターンしてみましょう!そのまま正社員になれる制度もあるし。まずは気軽にインターンから始めてみてもいいかもしれないですね。
野沢
インターンをする方が実務経験も積めるし、僕もインターンをおすすめしますね。特にサムライトはインターン生でも、手をあげればやりたいことをやらせてくれるので良いと思います。
金澤
サムライトは褒めあう文化があるので、建設的に話ができると思います。そういう文化だからこそ、のびのびと働けていますね。
門部
バリューにもある”エンジョイドリブン”、そのままの雰囲気なので、ぜひ味わってみてほしいですね。

関連リンク:サムライトの、ミッション・バリュー・クレド
https://somewrite.com/company/mvc/

挑戦する人が履歴書を豊かにできる環境

ベンチャー企業での成長。それは苦しいことも大変なことも乗り越え、ようやく手に入れられるものでもあるのでしょう。

自ら挑戦し、時には壁にぶつかりながらも解決策を見いだし、成長してきた3人。最も大きく変化したのは、それぞれの仕事に対する意識や考え方であり、その変化こそが最大の成長かもしれません。

3人が語っていたように、サムライトでは新卒1年目であっても、自ら手をあげることで経営メンバーと共に経営合宿で会社の未来について議論できますし、それ以外にも様々なチャレンジができる機会が用意されています。

「履歴書を豊かにしたい」そんな成長意欲があり、自らの成長機会に挑戦するみなさんからのご連絡を、心からお待ちしています。

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