2020年、正式に始動したサムライト奄美大島支社(鹿児島県奄美市)。
支社立ち上げから携わっている第1号社員が、生まれも育ちも奄美大島のグラフィックデザイナー、岡村里加子です。
彼女は新型コロナウイルスが感染拡大し、サムライトが全社的に在宅勤務へ移行する中、従業員のリモートワーク環境を向上させるべく新設されたCRO(チーフ・リモート・オフィサー)としても活動しています。
奄美大島在住のデザイナーがどのようにサムライトに出会い、入社に至ったのか。そして奄美大島でどのように働いているのか。オンラインインタビューを行い、話を伺いました。
岡村里加子(おかむら・りかこ)
生まれも育ちも奄美大島のグラフィックデザイナー。サムライトの「奄美大島リゾートワーカー」採用第1号社員として入社し、奄美大島支社立ち上げに携わる。離島をハンデにしないよう、日々リモートワークで東京本社と連携しながら活動中。
面接はWeb会議。奄美大島支社1号社員誕生の裏側
ーー最初に現在の業務内容を教えてください。
奄美大島支社では、島内の他の企業や行政との連携や、リゾートワークについての情報発信に携わっています。また、私はデザイナーなので、デザインやコーディングなどを担当する部署であるインフォメーションアーキテクチャ Div.の業務をサポートしています。
インフォメーションアーキテクチャ Div.では、お客様のWebサイト・Web広告・SNS・ホワイトペーパー、社内の名刺やコーポレートサイトのアイキャッチなど、多岐に渡るデザインに関わっています。
関連リンク:奄美大島リゾートワーク部 from SOMEWRITE(サムライト奄美大島支社note)
https://note.com/resortwork
ーーサムライトに入る前からデザインの仕事をしていたのですか?
前職では飲食・美容関係のフリーペーパー制作や、観光マップの作成などを手掛けている奄美大島の会社でデザイナーをしていました。
もともとは福岡でアパレルの仕事をしていたのですが、そのときにECサイトを担当することになり、バナーを作ったり商品登録をしたりするうちにだんだん興味を持つようになったのがデザインの仕事を始めたキッカケです。
ーーサムライトに入社した経緯について教えてください。
初めてサムライトを知ったのは、Facebookで知り合いがシェアしていたリゾートワーカー募集の記事です。東京の会社ということで、少し不安もあってダメもとくらいの気持ちだったんですけど、チャレンジしたいと思いコーポレートサイトから奄美大島リゾートワーカーの採用に応募しました。
そこからWeb会議で面接を何回か重ねて、最終的には上司の加藤さん(現奄美大島支社長)と会って直接お話したうえで採用が決まりました。
そのときは奄美大島支社はまだなく、私が入社するタイミングでオフィスを構えることが決まりました。オフィス開設は知り合いの物件で良いところがあったので、スムーズに進められました。市街地の中心部という便利な場所なので、今の支社メンバーは全員徒歩10分以内で通勤できます。
採用が決まったのが8月くらいで、入社が10月1日。オフィスを借り始めたのが11月なので、そこまでの流れはとても速かったですね。
関連リンク:「奄美大島リゾートワーカー」移住社員募集中!Uターン&Iターンを検討する方、必見!!…のお知らせ
https://journal.somewrite.com/resortworker/
奄美大島にいながらフルリモートで仕事ができる環境は「とても恵まれている」
ーー東京の会社で働くことに不安はありませんでしたか?
最初は少し不安もありましたが、入社して比較的早い段階で半期に一度の全社総会と研修で東京に行き、いろんな方と顔を合わせられたことで安心できました。日々の業務ではWeb会議でお話できるのでフルリモートでもコミュニケーションは問題なく取れています。
ーーサムライトでチャレンジしたいことは何でしたか?
個人的には「このままでいいのかな」っていう焦りを感じて、「もうちょっと成長できる機会はないかな」とか「仕事の幅が広がらないかな」とか、いろいろ考えていたタイミングでした。それに今まで地方でしか働いたことがなかったので、東京の会社で、様々な案件に挑戦したいという気持ちがありました。
ーー実際にサムライトに入ってみてどうでしたか?
奄美大島にいながらフルリモートで東京と繋がって仕事ができる環境はとても恵まれているなと感じています。
いきなり島を出て働くとなると生活環境も大きく変えないといけないので、島でできる仕事、かつフルリモートというのはすごく良い環境だと感じています。
入社してからは社内・社外問わずたくさんの案件に携わることができ、自分の幅が広がりましたし、デザインの仕事に楽しく取り組めています。
ーーフルリモートで働いている中で、サムライトのカルチャーについてはどう感じていますか?
半期に一度行われる全社総会がすごくいいなと思っています。
前職でも朝礼とか各自のタスクを共有するとかはあったんですけど、サムライトの総会では売上や各部門の取り組みを共有するだけでなく、成果をあげたメンバーが表彰されているのを見て感動しました。
お互いを尊重したり、褒めることがカルチャーとして根付いていて、表彰は半期だけではなく毎月のキックオフでも行われているんですよね。頑張って成果を出して表彰されている方を見ると、私も頑張ろうというモチベーションアップにもつながるので、すごくいい文化だなと感じています。
関連リンク:半期に一度の大イベント!総会から分かるサムライトのカルチャー【現地レポート】
https://journal.somewrite.com/culture_general-meeting/
奄美大島で働くCROが描く未来
ーーフルリモートで働く際に気をつけていることはありますか?
前職ではデザイナーは1人だけで、最後は全部回ってくるとか、結構孤独に作業を進めないといけない場面もありました。そういうときはむしろ家の方が集中して作業出来るなと思っていたので、自分自身の仕事の進め方としては慣れていて、特段気をつけていることはありません。
ただ、周囲とのコミュニケーションについては少し気をつけるようにしています。たとえば、ふだんのやりとりはチャット中心で進めるのですが、初めての案件について説明を受ける時などWeb会議で直接話した方が進めやすいシーンもあるので、うまく使い分けるようにとか、そういう部分は注意していますね。
ーーCRO(チーフ・リモート・オフィサー)に就任されましたが、どんな活動に取り組んでいますか?
最初にリモートワークでの悩み事について、全員を対象にアンケートを実施しました。回答を参考に、管理部門と制度のあり方について一緒に議論を進めています。
CROはリモートワークをより良くする、快適にするために何が必要か、みんなにとって何が最適かを現場の観点で考え、管理部門と一緒に改善を推進していく役割なので、今後さらに具体的な改善に取り組みたいですね。
他にもフルリモートで働く奄美大島支社独自の活動にも力を入れたいと考えています。直近では奄美大島への移住相談のオンラインイベントや、社内メンバーのリゾートワーク体験の制度化なども支社メンバーと一緒に模索しています。
関連リンク:在宅勤務における業務環境の向上に向けCRO(チーフ・リモート・オフィサー)を新設
https://somewrite.com/news/pr/cro_200427/
ーー最後に、いま描いている未来について教えてください。
今はデザイナーとしての実力をどんどん高めたいと考えています。
サムライトではWebサイトやSNSをはじめとする様々な案件に携われるので、お客様の心に残るクリエイティブを作り続けたいと考えています。クリエイティブのレベルアップと作業の効率化を両立させたいですね。
またサムライトは自分のやりたいこと、Wilをかなえることを重視してくれる会社なので、自分が学びたいことや伸ばしたいスキルに向き合って成長していきたいです。
それから、奄美大島支社内では、奄美だけでなくて全国各地のリモートワーカーをつなぐ仕組みを作れたらいいよねとみんなで話しています。いつかそれも実現できたらもっと楽しいだろうなと想像しています。
未来を見据え「新しい働き方を信じる」
新型コロナウイルス感染拡大は、急激な働き方の変化をもたらしています。コロナが収束した後の世界においても、リモートワークを中心とする「新しい働き方」が市民権を得ていくのは間違いないでしょう。
今後、物理的な場所や距離は、仕事においてあまり重要ではなくなってくるかもしれません。岡村がCROに就任したのは、東京から遠く離れた奄美大島から一足早くそのことを証明し、周囲に認められたからに他なりません。
そう考えると生まれ育った奄美大島で活躍する岡村や、「新しい働き方を信じる。サムライトを進める。奄美大島を彩る。」というミッションを掲げている奄美大島支社は、ある意味で今の時代を象徴する存在なのかもしれません。
新しい働き方を信じる奄美大島支社で奄美大島リゾートワーカーとして働きたい方、本質的に柔軟な働き方の実現をめざすサムライトに興味のある方はぜひお問い合わせください!